ハイハイタウン徘徊

鶴橋を西に坂を上った上本町6丁目の近鉄駅近くの呑み屋街 いわば上6のおっさん天国 ビジネスメンと困った常連の坩堝と言おうか 近所で独り呑むには無機質でいいのでたまに行く なぜか店により拒否られるが被害妄想かもしれない 独りは妄想のmachine gun悪く広がる瞬間も無きにしも非ず
頭のかじられた子蛸の煮付けのこのルックス?円谷プロのネタの出どころはここか?
はて?独り酒とは?沈黙を肴に酒を喰らう
キマルのかい?
ハイ!キマルです
危険で愛しく情けない
少なくともわたくし等は独り生まれの独り暮らしロンサムガイなのでそこはたまに自覚しないといけない 例えばお茶をするフランス映画でも好きそうなベレー帽の姫方
同じ類ではないか?
違うと言われようが多分同じである
何ならこっちの方がそれである
ビールサーバーに顔が映り がっさりすわったアイズと溶岩の発光の如く顔色を見てホヒャ~とか独りごととともに帰宅するのである 帰り道、猫と話せば職務質問をされ コウモリのぶら下がる赤い屋上の部屋でジュディーシルを聴きなから天に昇るようだ~
気絶するのです 明日のわたくしは目覚めてくれるのか 死んでたら嫌やなぁ思いながら
ホーホーホッホーっホーホーホッホー
親愛なる孤独よおはようさん
さて何時間ここで気絶してたのか
寝てても時計を見て起きても時計 数字にとりつかれたか
数値は又医者を呆れさせるのか
あぁ孤独な悩み事
キマルのかい?
キマりません
逃げろ!